こんにちは、とぅるーぱーです。
今回はワインの勉強を兼ねて、ボルドー地方グラーヴ地区の格付けを見ていきたいと思います!
グラーヴ地区と言えば、[勉強] ボルドー地方の格付け ~メドック地区~でも述べましたが、第1級シャトーのChateau Haut-Brion(シャトー・オー・ブリオン)のように質の高いワインを作るシャトーが数多く存在します。
そんなグラーヴ地区の格付けを今回は紹介していきたいと思います!
目次
グラーヴ地区のクリュ・クラッセ(Cru Classe)格付け
グラーヴ地区の格付けは、メドック地区の格付け制定からだいぶ経過した1953年に制定されました。この時は赤ワインだけを評価対象にしていましたが、1959年に白ワインも評価対象に加えて、格付けが改正されました。最後に2003年に再改定が行われました。
赤ワインだけが格付けされたシャトー(7つ)
シャトー名 | 読み方 | 生産村 |
Chateau Haut Brion | シャトー・オー・ブリオン | ペサック Pessac |
Chateau Pape Clement | シャトー・パプ・クレマン | ペサック Pessac |
Chateau La Mission Haut Brion | シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン | タランス Talence |
Chateau La Tour Haut Brion※1 | シャトー・ラ・トゥール・オー・ブリオン | タランス Talence |
Chateau Haut-Bailly | シャトー・オー・バイイ | レオニャン Leognan |
Chateau Fieuzal | シャトー・ド・フューザル | レオニャン Leognan |
Chateau Smith Haut Lafite | シャトー・スミス・オー・ラフィット | レオニャン Leognan |
※1 2005年に生産を中止しました。その後La Mission Haut Brion(シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオン)に併合されました。
Pessac(ペサック)が生産村のシャトーは、Chateau Haut Brion(シャトー・オー・ブリオン)とChateau Pape Clement(シャトー・パプ・クレマン)の二つだけです。
白ワインだけが格付けされたシャトー(3つ)
シャトー名 | 読み方 | 生産村 |
Chateau Laville Haut Brion | シャトー・ラヴィル・オー・ブリオン | タランス Talence |
Chateau Couhins | シャトー・クーアン | ヴィルナーヴ・ドルノン Villenave-d’Ornon |
Chateau Couhins-Lurton | シャトー・クーアン・リュルトン | ヴィルナーヴ・ドルノン Villenave-d’Ornon |
白ワインだけが格付けされたシャトーは3つだけなので覚えやすいですね!
赤、白両方が格付けされたシャトー(6つ)
シャトー名 | 読み方 | 生産村 |
Chateau Carbonnieux | シャトー・カルボニュー | レオニャン Leognan |
Domaine de Chevalier | ドメーヌ・ド・シュヴァリエ | レオニャン Leognan |
Chateau Malartic-Lagraviere | シャトー・マラルティック・ラグラヴィエール | レオニャン Leognan |
Chateau Olivier | シャトー・オリヴィエ | レオニャン Leognan |
Chateau la Tour Martillac | シャトー・ラ・トゥール・マルティヤック | マルティヤック Martillac |
Chateau Bouscaut | シャトー・ブスコー | カドージャック Cadaujac |
覚えることが多々ありますが、メドック地区の格付けに比べれば・・・・
数も16のシャトーだけなので覚えやすいかと思います!
まとめ的な・・
1953年に制定された、グラーヴ地区のシャトー格付けは16のシャトーから成り、赤、白、赤白両方を格付けされたものが混在しています。
有名なメドック地区の格付け1級として君臨するシャトー・ロートシルト・チャイルドはもともとグラーヴ地区のシャトーです。今回の勉強で改めて覚えなおしておきましょう!!
資格を取るためにこの知識は欠かせません。なので生産村も含めて絶対覚えましょう!