今回はワインの保存の仕方について述べたいと思います!
ワインを買いに行ったときに、ワインアドバイザーさんにどう保存すればよいか、飲む前の一工夫を教えてもらいました。それをみなさんにお伝えしたいと思います!!
目次
ワインボトルは立てて保存すべし!!
これはよく聞きますよね。
理由としては
- コルクを乾燥させないため
- 澱を舞い上がらせないため
などが挙げられます。これも正しいですが、もうちょっと詳しく述べますね。
酸化を防ぐためにワインボトルを立てる
ワインは酸化すると味が変わってしまいます。劣化することはもちろん、香りや味が開いていない高級ワインは味が開いておいしくなることもあります。
一般的にはワインの酸化は悪いものと覚えておきましょう。
酸化についてちょっと学んだところで・・・未開封のワインを持っている方は手元に用意してください!!持っていない方は想像で!笑
ワインボトルを立てて見てください。すると、コルクとワインとの間に微妙に空間がありますね。ここに「空気」が溜まっていることはわかると思います。
次にボトルを寝かせて見てください。するとその「空気」が寝かせた時のボトル上部に上がってきます。二つを何度も見比べるとわかることがあります・・・
ボトルを立てた時より寝かせた時の方が空気に触れるワインの面積が広い!!
⇒寝かせると酸化がより進む
ということです。
ワインアドバイザーの方がおっしゃるには、
ワインショップのワインはすぐ飲むことを想定しているから、寝かせずに立たせてできるだけ酸化させないようにしています。
ということです。
せっかく買ったワインを「あれ?なんか不味い?」と思わないでいいように、保存するときはできるだけ立てて保存しておきましょう!
冷蔵庫から出すときや運ぶときは丁寧に
熟成された高級赤ワインによく見られる「澱」。これはタンニンや旨味が酸化により結晶化したものです。害はないですが、苦みやエグい味がするので普通は飲まずに捨てられます。
澱はボトルの底に沈んでおり、滅多なことがなければ飲まれずに捨てられます。しかし、開封する際や持ち運びの際に、乱暴に動かすと舞い上がってしまいます。
さらに!乱暴に動かすと、ボトル中の空気とワインが接する面積を増やしてしまい、余計に酸化させてしまいます。つまり・・・
ワインを乱暴に扱ったり持ち運びすると、澱が舞い上がったり酸化を促進させてしまう!!
⇒ワインは赤ちゃんのように丁寧に慎重に取り扱う
まとめ
ワインは繊細なお酒です。ちょっとのことで味が変わってしまい、評価も180度反転してしまいます。
自分で飲む、もしくは誰かと飲むときであってもそのワインの最高のパフォーマンスを発揮できるように、正しく保存しておくことが大事です!
次回の予告ですが、いよいよ「モエ・エ・シャンドン」を飲んでみたいと思います。これも今回話を聞いたアドバイザーさんから購入したのですが、
「モエ・エ・シャンドン」は実はキンキンに冷やすより少しぬるい方が、本来の味の奥行、深さを感じられるのでおすすめ!
大体飲む15分前ぐらいに冷蔵庫から出しておくと最高においしいです!!
と熱弁されました笑
なので次回はモエ・エ・シャンドンを飲んだ感想をお届けしたいと思います!