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各品種のワインを飲み比べして勉強!
今年(2019年)のワインエキスパートを受験しましたが、残念ながら二次試験で落ちてしまいました・・・
落ちた原因としては、
- そもそもワインを飲む量が少ない
- 各品種の特徴を洗い出しておらず把握できていない
- 前日寝不足だった(完全なる言い訳)
だと思っています。
そこで来年のワインエキスパート二次試験に合格するために、
「各品種のワインの飲み比べ」をしようと考えました。
例えば、カベルネ・ソーヴィニヨンであれば、有名な生産国として、
フランス・アメリカ・南アフリカ・チリ・・・などが挙げられます。
それらの国から1本ずつ購入し一度に飲み比べるというわけです!
今回は始めの1品種として、「リースリング」を選びました。
理由は2つあります。
- 店員さんにおすすめされたから(←まんまと買わされた!?)
- 多品種に比べて特徴的な香りを持っているから
今後もこのワインの飲み比べは行っていくので乞うご期待!
ぺトロール香が有名なリースリング
1本目: フランス・アルザスの超有名な”TRIMBACH”
TRIMBACH Alsace Riesling 2017というフランス・アルザスの白ワインです。
この黄色のラベルに見覚えがある人は多いのではないでしょうか?
2019年現在、13世代まで続いており歴史の長いワイナリーであることがわかります。
管理している畑の中には、「アルザスのロマネコンティ」と呼ばれる単一畑のクロ・サンテューヌを所有しています。
クロ・サンテューヌの品質の高さから、ブリュッセルで最高位の賞を受賞したり、数々の評論家から高い評価を得ています。
今回は、そんな高品質のワインを生み出す”TRIMBACH”のテーブルワインを紹介します!
飲んだ感想
外観:
澄んでいる
輝きがある
レモンイエロー、イエロー
淡い
さらっとした粘性
若々しい、軽快な
香り:
しっかりと第一印象が感じられる
柑橘系、青りんご、スイカズラ
貝殻、ぺトロール
味わい:
やや軽いアタック
まろやかな甘み
しっかりとした酸味
ドライなバランス
アルコールは中間
余韻はやや短い
すっきりとした飲みやすさから初心者の方に大変おすすめできるワインです。
甘味も控えめで、リースリングの特徴がつかみやすいワインではないでしょうか。
2本目: ドイツ・モーゼルの日本でどんどん知名度を上げている”Dr.Loosen”
Loosen Bros Loosen Riesling Dry 2018というドイツ・モーゼルの白ワインです。
Dr.Loosenというワイナリーが生産しているんですが、
ドイツ・モーゼルのベルンカステルという土地に位置しており、国際大会で高い評価を得ているワイナリーです。
最近では、日本での人気も高まってきており、販売されるとすぐに売り切れることも多々あるそうです。
ここでは、Dr.Loosenのテーブルワインである”Loosen Bros”というシリーズを紹介します!
飲んだ感想
外観:
澄んでいる
輝きがある
レモンイエロー、緑がかっている
淡い、やや濃い
軽快な、若々しい
香り:
しっかりと第一印象が感じられる
柑橘類
パイナップル、桃、洋ナシ
はちみつ、ぺトロール
やや強いアタック
まろやかな甘み
しっかりとした酸味
溌剌としたバランス
品のある香りや味わいながら、どこかフルーツさが感じられます。
繊細できめ細やかな酸が程よい刺激を与えてくれます。
また飲みたくなるような、そんな美しさを秘めたワインです。
まとめ
今回は、フランスとドイツから「リースリング」を使ったワインを紹介しました。
最近では、日本での評価も高まっており日本料理にも合うと、食事の場に提供されることも増えています。
リースリングは「ぺトロール香」という特有の香りで有名です。
『例えるとキューピー人形の中の香りがする・・・』
なんて話を聞いたことがある人も多いと思います。
そんなリースリングを今回比較して飲んだわけですが、
同じ品種でありながら作っている場所が違うとこんなにも味が違うのかと改めて勉強になりました。
ドイツのほうが気候が暖かいのか、果実味がより強く感じられました。
また今度リースリングを比較飲みする際は、オーストリア・オーストラリア・・のワインを試してみたいと思います。
※オーストリアもリースリングを使ったワインで有名!
今回飲んだワインはこちら
1本目のフランスのリースリングはこちら!
2本目のドイツのリースリングはこちら!