フランスやイタリアといった老舗国のワインも良いですが、新興国の第三世界のワインもなかなか質が良くおいしいものがあります。
その中でアルゼンチンは、同じ価格帯でも突出した果実味とクオリティを誇るワインを生み出しています。
目次
キリッと、だけど果実味もある白ワインを1500mから
TERRAZAS RESERVA TORRONTES(テラザス レゼルヴァ トロンテス)という白ワインを飲みました。
アルゼンチンのワイナリー、Terrazas de los Andes(テラザス デ ロス アンデス)が生産しています。後ほどワイナリーの話をするとして・・・
飲んだ感想ですが、
まず柑橘系(ミカンなど)の香りが感じられました。色味もそこまで濃くなく透き通るようなクリアイエロー。
また口に含んだ時に鼻腔に程よいアルコールとアロマの香りが感じられました。
味は酸味がよく、2016年ものということもあり若々しさにあふれていました。余韻も他の白ワインに比べて強く長く感じられました。
今回のワインはアルゼンチン固有の品種、トロンテスを使っています。果実味と酸味が特徴的で、料理でも鶏肉や豚肉などを使った料理とよく合わせられます。タンパク質なものに合うということですね!
今後もこのワイナリーには注目すべし!!!!
Terrazas de los Andes(テラザス デ ロス アンデス)(以下、テラザス)は、アルゼンチンのメンドーサ州という所にワイナリーがあります。
1999年創立で、アンデス山脈の山麓でつくられています。テラザスはアンデス山脈の標高980メートル以上の場所にある畑でブドウを栽培しています。
アンデス山脈の大自然と雪解け水をふんだんに使い、果実味豊かで高品質なワインを作っています。
栽培しているブドウ品種は多々あります。カベルネ・ソーヴィニヨンは980メートル、マルベックは1070メートル、シャルドネは1250メートル、トロンテスは1800メートル。
というようにそれぞれの品種に合った標高下で作られています!すごい!!
先ほどトロンテスはアルゼンチン固有のブドウ品種であると述べました。
ここアンデスというワイナリーでは標高1800メートルのところで栽培しています。しかし数多あるワイナリーの中には、標高3000メートル下で栽培しているところもあるそうです!
補足というかおまけ
ちなみにこのワイン調べたところ、ヴィンテージは違いますが、ワイン好き必読漫画「神の雫」で取り上げられていたらしいです。
「神の雫」はワインに関する情報だけでなく、登場人物によるワインの表現が特別で、その点だけでも読む価値があると言われています。
ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか?